事前準備で気持ちをラクに。引っ越しをスムーズにすすめる片付けのコツとは?
整理収納のプロが実体験をもとに引越し前の片付け方をアドバイス。悩む時間を短縮して、素敵な新生活にむけてはじめましょう!
引っ越しは、家のものをすべて外に出す作業。これは整理収納の、1度持ち物を全部出して要不要を見極める作業に似ています。実際にこの夏に引っ越しをした経験を踏まえて、引っ越し前の片付けの考え方をご説明します。事前に何をすべきか知っておけば気持ちもラクになるでしょう。引っ越し前のチェックリストとして参考にしてください。
新居へは、とりあえずすべて持っていくという考えを捨て、必要なものだけを持っていきましょう。衣替えのときを思い出すとわかるように、必要か不必要かを判断するのには時間がかかることも。引越しが決まったらすぐに行動を起こしましょう。
1. 空間の使用目的と収納量を考える
転居先が決まったら、まずは、今使っているものの再確認。新居の平面図を用意して、各部屋の使用方法を考え、今ある家具の移動先を決めます。各部屋にナンバリングしておくと、後々楽です。
転居先が決まったら、まずは、今使っているものの再確認。新居の平面図を用意して、各部屋の使用方法を考え、今ある家具の移動先を決めます。各部屋にナンバリングしておくと、後々楽です。
転居先の収納のサイズも引っ越す前にメジャーを持って必ず測っておきましょう。例えば、玄関。必要な靴や傘などのアイテムが、新居にすべて収まるでしょうか?
靴のサイズが大きい場合、奥行きが合わず、横向きに置かなければ入らなかったり、ヒールが高くて棚に収まらなかったりと色々問題が出やすい場所。
自分たちの靴がどんな種類でどれだけあるか把握しましょう。収納できないなら優先順位をつけて、さらに数を減らすか、他に置く場所を考えましょう。
片付け・収納アドバイザーをさがす
インテリアコーディネーターをさがす
靴のサイズが大きい場合、奥行きが合わず、横向きに置かなければ入らなかったり、ヒールが高くて棚に収まらなかったりと色々問題が出やすい場所。
自分たちの靴がどんな種類でどれだけあるか把握しましょう。収納できないなら優先順位をつけて、さらに数を減らすか、他に置く場所を考えましょう。
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子供の成長に合わせて、引っ越しをするケースもあります。まずは部屋の目的を定めることが肝心。勉強用と遊び用では部屋に配置するものが違います。ベッドの要不要や、段ボール箱を持っていく場所が変わります。事前に家族で話合っておきましょう。
使っていないものは、処分やリサイクルに。続いて、必要と判断したものが新しい家に即しているかを検討します。
テイストが合わないとスッキリ片付いていてもごちゃついて見えるので要注意です。
参考にするのは、新居で使われている材質やカラー。床は何材か、カラーは何色か。今持っている家具はその材質と調和しているかを考えてみましょう。
参考にするのは、新居で使われている材質やカラー。床は何材か、カラーは何色か。今持っている家具はその材質と調和しているかを考えてみましょう。
2. 家電を見極める
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、エアコンといった家電製品も改めて見直します。新しいものを購入する場合、今まで以上の容量を求めがち。ですが、大きいサイズのものを購入して、家に入らなかったというケースも。慎重に見極めます。使用頻度が低い家電はあえてサイズダウンするか、処分して消費電力を減らす、エコライフもおすすめです。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、エアコンといった家電製品も改めて見直します。新しいものを購入する場合、今まで以上の容量を求めがち。ですが、大きいサイズのものを購入して、家に入らなかったというケースも。慎重に見極めます。使用頻度が低い家電はあえてサイズダウンするか、処分して消費電力を減らす、エコライフもおすすめです。
3. 窓まわりは早めにオーダーを
見落としがちなのが、ウィンドウトリートメント。転居したらすぐにプライバシーは確保したいものです。
今使っているものがサイズ、テイストともに新居でも使えるかを判断します。窓のサイズや生地、時期によっては受け取るまでに時間が掛かるので、早めにサイズを確認して注文しましょう。
窓まわりはどう選ぶ? カーテン、ブラインド、ファブリックシェードの基本知識と選び方
見落としがちなのが、ウィンドウトリートメント。転居したらすぐにプライバシーは確保したいものです。
今使っているものがサイズ、テイストともに新居でも使えるかを判断します。窓のサイズや生地、時期によっては受け取るまでに時間が掛かるので、早めにサイズを確認して注文しましょう。
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4. 新居の造りをチェック
新居に造り付け収納があるなら、今あるチェストやシェルフが要らなくなるかもしれません。引っ越す前に判断できれば、手間やコストが省けます。
新居に造り付け収納があるなら、今あるチェストやシェルフが要らなくなるかもしれません。引っ越す前に判断できれば、手間やコストが省けます。
とても重要なのがゴミ箱。新しい自治体のゴミの出し方を確認のうえ、収集日までの保管方法を検討します。家の内に置くのか、外に置くのか、保管期間やゴミ箱を置くスペースによってどんなゴミ箱を使用するかが変わってきます。
キッチンのゴミ箱置き場、どこにする?新築やリフォームの際、真剣に検討を
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使うものが決まったら、小さいものはダンボールに詰めて、使用するナンバーの部屋へ。家具にも使う部屋のナンバーを貼り付け、おおまかに置く位置を平面図に書き込んでおくといいでしょう。
どんなに事前に考えても、環境や動線の違いで、実際は誤差が出るもの。でもあらかじめ考えておけば、引っ越し自体に掛かる時間や労力を減らせますし、自分の持ち物の全体量を把握し調整することができます。
新しく購入すると決めた家具や雑貨は、転居後に購入するのをおすすめします。もし、どんなものがいいか迷った時は専門家に相談するのもいいでしょう。ゆっくり焦らずに、スッキリ整った素敵な空間を目指しましょう。
新しく購入すると決めた家具や雑貨は、転居後に購入するのをおすすめします。もし、どんなものがいいか迷った時は専門家に相談するのもいいでしょう。ゆっくり焦らずに、スッキリ整った素敵な空間を目指しましょう。