株式会社鴨川塗装

私は、塗装店の三代目として産まれ、物心ついた時から大勢の職人さんと触れ合い、塗料や資材がある倉庫を遊び場にし育ってきました。 そのような環境で、自然と職人さんに対する憧れの心を抱き、将来何になりたかったかと聞かれる時は、筆頭に必ず塗装職人がありました。 職人への憧れからか、選ぶバイトは必ず職人仕事。 学生時代には、染色の職人として5年間（笑）職人としての心を学びました。 違う世界も知らなければとの思いから、教職員免許も取得しましたが、肌に付いた職人さんへの憧れから、家業である塗装店へ迷わず入社しました。 職人としてのスタートは決して甘くなく、自分の父親より年配の職人さんに体力で負ける・・ 仕上げが上手く出来ない・・・そそうをする・・・段取りが出来ない・・・知識が全く無い・・・ 初めて行う事なので、今から考えれば、上手く出来ないのは当たり前だけど、当時は非常に悔しかったのを思い出します。ただ、段々と現場をこなす中で、先輩の職人さんに褒められる事で上達を実感し、 夕方、見違えるように綺麗になった建物を見上げるのに、喜びを覚え、また、お客様に「ありがとう」と声を掛けて頂ける事が何より嬉しいのは今でも変わりません。 職人として現場をこなしていく中で、職人としての「腕」と同様に「知識」も大事だと気付いていきます。建物の種類や用途、その劣化状況や立地、またお客様のニーズなどを含めると、一つ一つの現場がオーダーメイドです。 大切な一つの現場に合わせた、知識が重要となり、ただ塗るだけでは意味を持ちません。職人として現場に携わる傍ら、塗装に対しての専門的な知識に飢え、様々な本を読んだり、人に聞いたり、それが高じて全国の高い志を持つ大切な塗装仲間を持つ事も出来ました。自分の塗装職人としてのスキルを上げるのに、夢中で楽しい日々を過ごしてきました。 やがて、社長となる時が近づくにつれて、先代から引き継いだ会社・自分が培った技術・そして何より信頼するスタッフを通じ、地域に塗装リフォームでお役に立てる会社にしたいと考える様になりました。生まれ育った浜松で、自分の一番得意な事で、地域に貢献したい。 そのような思いから、声を掛けて頂いたお客様に、感謝の心と向上心を持って仕事に取り組んでいます。 先にも記しましたが、弊社の塗装は一つ一つが全てオーダーメイドです。一つ一つの建物やニーズが異なるのに合せ、全てのお客様に最良と成る様心掛けます。 地域から親しまれる。 その様な会社を目指しています。