三鷹の家
敷地西側奥の隣家には森のような木々が生い茂っています。間口8.7m、奥行き18m弱で東側道路に接道している土地に建つ事例です。駐車場二台分を道路よりに確保するとなると、周囲はもちろん、南側にも陽光が差し込むような余裕は取れず、一階の居室には南側からの陽光は期待できません。逆転プランの、二階居間食堂の総二階建てに近い間取りになります。おのずと一階への採光は、何とか設けたコの字形の中庭からになります。この4畳弱の中庭がこの家の重要な役割を果たしてくれることになります。中庭の周囲の壁がすべて二階建ての高さになると、小さい中庭からの光が貧弱になるので、中庭東側の二階南東側角には部屋を設けず、簡単な食事もできる屋外デッキスペースとし、手すりも中庭側はフラットバーにするなどし、できるだけ光を取り入れるようにしています。そうすることで、一階の玄関、廊下、個室、階段、二階食堂、居間への光だけでなく、広がり感や解放感、あるいは緑のもたらす安らぎ感も違ってきます。
Año del proyecto: 2013
País: Japón
Código postal: 181-0013