和泉屋勘兵衛建築デザイン室

ある古文書の一文に 「今の本村はおぶや町として南北一筋の町あり、中に和泉屋勘兵衛とて 茶屋あり。其時代は他国入込にて大坂より遊女抔多数下り、新居浜迄 舟通いければ夜毎にうたい酒盛りの殊の外賑々しく、今に茶園堂と申伝候」とあります。 1500年代の末期に、高知県の山里の小さな山城の城下で茶屋を始めた 初代和泉屋勘兵衛から数えて私で16代目となります。 か細くも途切れることなく代々受け継がれてきた命の先端に私は存在し、 この名はその証です。 明治に入って名の継承も無くなり忘れられた存在となっていましたが この度、その名を引き継ぐことと致しました。 2015年1月吉日より 事務所名をなづな工房一級建築士事務所から和泉屋勘兵衛建築デザイン室 仕事名を嶋﨑眞二から和泉屋勘兵衛（いずみやかんべえ） 今後ともご支援とご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。