mika_39rakoさんのアイデアブック
障子の寝室
多色使いでも統一感が出せる、「違う色で同じトーン」たとえば、「ソフトなトーン」でインテリアをまとめれば、たとえ違う色を組み合わせても、統一感をもたせることができます。前回の記事でもご紹介したこの写真では、ソフトなイエローとグリーンが使われています。大きな面積で使われていながらうるさく感じないのは、同じやわらかな印象の色調で揃えているから。同じ空間で多色を使いたい場合、このように同じトーンでまとめることが、効果的な方法のひとつとして挙げられます。
2. モノがない空間こそすばらしい日本的デザインの感性を本当に自分の家に取り入れたいなら、空虚を愛せるようになる必要があります。目先のことに執着せず、息を整え、心をありのままにするためには、開放的な空間こそが必要なのです。殺風景にみえる日本の伝統的デザインは、モノがない空間の美しさや、家のなかにバランスをもたらすことの必要性を気付かせてくれます。今度、何もない壁を飾ったり、棚をつけたりしようかな、と思ったときには、回りを見て、空間的コンテクストをとらえなおし、深呼吸して、空間に足し算するのではなく引き算できることがないか考えてみましょう。
4. 屋内と屋外をつなぐ屋内と屋外をつなぎ、両方を楽しむことは、日本的デザインにおいて重要な原則の1つです。日本人には四季に対する繊細な感受性をもっており、多くの家は季節の移り変わりを感じられるように設計されています。引き戸がよく使われるのは、空間をシームレスにつないでくれるからです。障子は空間をフレキシブルに分けてくれるだけでなく、光をとりこむことができますし、プライバシーを確保しながらも開放感をつくりだしてくれます。
8. 竹をとりいれるアジアンスタイルの素材といえば、西洋人の多くが竹を思い浮かべます。日本でも昔から竹をよく使います。庭に竹を植えると、自然を感じられますし、プライバシーを守ってくれます。庭やベランダ用にあまり葉が広がらない竹を買って、こんな風に椅子の周りを囲っても素敵です。室内では、装飾の素材として竹を使います。竹のすだれは夏の暑さを和らげてくれますし、頑丈な竹竿はステンレスのパイプの代わりとなり、服や調理用具を吊すことができます。バスルームで竹製の間仕切りを使うのもおすすめです。トイレと洗面室をわけることができますし、日本的なアクセントにもなります。こちらもあわせて『陰影礼賛』を通して今日の建築を考える日本の伝統的住宅の12の基本的な特徴とは?世界のHouzzから:日本的感性を象徴する「茶室」の伝統と革新性日本のお風呂のすばらしさとは?教えてHouzz西洋人が考える「日本的スタイル」について、みなさんはどう思われますか?
中庭
照明×グリーン
壁面
庭
濡縁
庭
いす
中庭を覗く窓
茶室中庭
枯山水庭園
ジャパンディ
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