Rikoさんのアイデアブック
さまざまな質感のソフトなグレーをアクセントにしたベッドルーム。古いドアを使ったヘッドボードや、〈ヴィータ〉の羽毛のペンダントライト《イオス》のフワフワ感、サテンのクッション、透け感のあるガーゼのカーテンなど、白や淡いグレーで揃えることでそれぞれの素材感が際立ちます。
意外にもブルーに続くのがオレンジで、平均睡眠時間は7時間28分。あたたかい色味は「安定した、安心感のある雰囲気を作り出し、消化を助けるはたらきもあります。ボリュームのある食事や夜遅い夕食のあとなどに特によい」とされています。
散らかってみえるものを隠すプリンターやファイルをしまうキャビネット、ケーブルや電源コードはごちゃごちゃと場所をとるアイテムです。デザインのトリックを使い、視線から外すことで整頓されているように見せることができます。部屋に入ったときに最初に目に入らない部屋のコーナーを使うのがコツ。プリンターは腰か膝の高さに置き、ファイルキャビネットは机の下に置きます。ドアの後ろのスペースも忘れずに活用しましょう。フックやドアにかけるタイプの収納ユニットにオフィス用品を収納することで、視界から外すことができます。こちらもあわせて世界の暮らしとデザイン:コペンハーゲンからシドニー、東京まで、11組の建築家の自宅兼オフィスを拝見!
7 造り付けではない本棚でも主役にすでに住んでいる家に本棚を置く場合、たとえばこんな奥行きの浅い棚なら場所も取らず、気軽にとり入れられます。真っ白な空間に、表紙を見せて並べたデザインの美しい本が彩りを添え、まるでアートのように映えます。
3 廊下の本棚通路である廊下に本棚を設置した例。本棚は奥行きが浅いので、こんなちょっとしたスペースを活用することもできます。狭い空間なので圧迫感を感じさせないよう、高さを抑えるのもポイント。ここでも本だけでなくアートなどを飾り、思わず足を止めたくなるようなしかけを作っています。
スモーキーカラーで優しい空間にさまざまなカラーをインテリアにとり入れたい場合には、トーンを合わせましょう。そうすることで異なる色にも統一感が生まれます。ベッドルームの壁やファブリックには、あまり鮮やかすぎない、優しいスモーキーなトーンがおすすめです。
必要最低限のものだけを壁は全面をペイントする必要はありません。一面だけに色をプラスするだけでも、部屋の印象は随分変わります。もちろんベッドルームには落ち着いたブルーを。ベッドサイドには小さな棚をひとつ用意し、ランプと読みかけの本のコーナーにしましょう。これで、眠りに集中する空間が生まれます。
造り付け家具の活用部屋のサイズを最大限に使うには、造り付け家具もひとつの有効な方法です。ソファの代わりに広めのベンチを設けることで、無駄のない空間づくりができます。動線をさえぎることもなく、ベンチの中も収納スペースとして活用ができるため、一石二鳥。広々とした、すっきりした空間に役立ちます。
理想のデザインをカスタムメイドでリビングルームの収納をすっきりとさせたいときには、プロにカスタムメイドのユニットを作ってもらっては。空間を最大限活用する方法です。壁にある凹凸もうまく利用できます。収納だけでなく、テレビなどのAV機器もぴったりと収められるデザインを考えてみましょう。さらに、棚を調整すればいろいろな形や大きさのアイテムをディスプレイできます。
造り付けの収納を使う本棚やチェストなどの小さな家具をいくつも置いて場所をふさぐのではなく、思い切って壁面全体を収納に使います。本やテレビ、オーディオ類、折りたたみ式のデスクまで、あらゆる種類の目的にあわせて、床から天井までの壁面収納をカスタマイズしましょう。予備のシートを隠しておく本当に狭い空間では、人が座る場所を思い通りに確保できない場合もあります。そんなときは、折りたたみ式のカフェチェアやスタッキングスツールをクローゼットやベッドの下にしまっておいて、お客様を迎えるときにさっと取り出して使うという方法はいかがでしょう。この壁面収納には、隠せるテレビ収納、本棚、キャビネットがあります。対面には、小型の二人掛けソファを配置。座面の低いイームズのプライウッド製ラウンジチェアはメディアウォール持ち運びが楽なので、収納の邪魔にはなりません。3人が腰かけられるリビングです。
時間帯により色を変える太陽光日の出や日の入りの時間には穏やかな赤みのある光を、昼間はものをはっきり、いきいきと見せる白〜青色の光を拡散させる太陽光(自然光)。夜間は照明を使って状況に応じて光の色を変えることができますが、太陽光の色を変えることはできません。生活スタイルに合わせ、その時間帯に過ごす部屋の色が、思った通りの色に見え、さらに過ごしやすい空間にするためには、色の寒暖を使って調整する方法があります。こちらもあわせて色の使い方の基本:色で温度を感じる暖色と寒色の効果
ガラスのフラワーベースを床に置き、一本の枝をさりげなく活けて。風が通り抜けるようなしなやかな形と、透明なガラスの質感が白に映えます。こちらもあわせてスローなデザインをとりいれた、北欧スタイルの豊かな暮らしとは?
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